こんにちは。行政書士の青柳夏苗です。
令和元年度(2020年)の公募についてはこちらの記事をごらんください。
経営者や社内の補助金担当者のあなたは、
小規模事業者持続化補助金について知りたいけれど
「調べる時間がない!」
「難しいから簡単に知りたい!」
とお困りではないですか?
小規模事業者持続化補助金とは
- 販促宣伝活動、店舗改装などに使え、使い勝手が良い
- 常時使用する従業員の数が20名以下の事業者(ただし、卸売業・小売業・宿泊業と娯楽業以外のサービス業であれば5名以下)が対象
- 補助率「3分の2」、補助上限額が50万円
こんな補助金です。
今回は、この小規模事業者持続化補助金について、行政書士の青柳がわかりやすくお伝えいたします。
もくじ
小規模事業者持続化補助金ってどんな補助金?
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の活性化を図るための補助金です。
ホームページ制作や、パンフレットの作成、チラシやWEB広告等、比較的広い範囲で使えます。
小規模事業者の地道な販路開拓等の取り組みや、あわせて行う業務効率化(生産性向上)
の取り組みを支援するための補助金です。
ものづくり補助金などの大型補助金と比べると、申請書の種類が少なく、事務作業も比較的軽いため、補助金が初めての方でも申請しやすいと言えるでしょう。
採択率は過去5年で最も高くて67%、最も低くても約40%と、決して低すぎる数字ではありません。
しかし一方で、年々申請書類のレベルが上がっていると言われており、採択されるためには相当の努力が必要となるでしょう。
小規模事業者持続化補助金は、経営計画書、事業計画書が審査対象となります。
計画書の作成には時間がかかりますので、早めの準備が採択への近道です。
小規模事業者持続化補助金って誰がもらえるの?
補助対象者は「商工会議所の管轄地域内で事業を営んでいる小規模事業者」の内、常時使用する従業員の数が20名以下の事業者(ただし、卸売業・小売業・宿泊業と娯楽業以外のサービス業であれば5名以下)です。
ただし風俗業、医師・歯科医師、一般社団法人・NPO法人など営利企業に該当しない法人等は対象になりません。
「申請時点で事業を行っていない事業者」もNGです。開業届を提出していても、実質的に事業を開始していない状態だと、実際に採択される可能性は低くなるでしょう。
小規模事業者持続化補助金っていくらもらえるの?
補助率「3分の2」、補助上限額が50万円です。
要するに、75万円まではそのうちの「3分の2」の金額が補助されます。
75万円以上になると、その「3分の2」は50万円を超えてきますので、
上限の50万円までしか補助されません。
また、採択されたとしても、すぐにお金が貰えるという訳ではありません。
補助金は後払いなのです。
したがってまずは手元資金として、その取組に必要な経費全額があなたの懐になければなりません。
さらにその「3分の1」は、最終的な持ち出し金額となる点も要注意です。
まとめ
小規模事業者持続化補助金、誰が、いくらもらえるのか。おわかりいただけたでしょうか。
補助金はあなたの会社経営に大きなインパクトを与えます。
もしあなたが「時間がない」「事業計画が書けない」「申請を通す自信が無い」とお困りでしたら、お気軽に弊所へお問い合わせください。
行政書士へご相談いただいた方が良い可能性があります。
お気軽に青柳夏苗行政書士事務所へご相談ください。